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●物語のはじまり
平成3年、高知県出身で当時北海道大学に通っていた大学生が、高知県の「よさこい祭り」で、あるチームの踊りに衝撃を受けたのが「YOSAKOIソーラン祭り」のはじまりです。本場、高知県のよさこい祭りで感動を受けた学生は、北海道にも「よさこい祭り」のような祭りをつくれないかと、その年の12月に仲間たちと「よさこいソーラン祭り実行委員会」を立ち上げました。
●大人たちの冷たい態度
実行委員会が開催に向けて活動を始めた頃は、大人たちからの風あたりも強く悔しい思いを何度もさせられます。新しい事を始める難しさ、学生という信用の薄さ…。それでも、実行委員会は開催を目指して奮闘を続けました。すると、どんな事を言われても、前むきに開催を信じて活動を続ける学生たちの熱意に理解を示し、協力してくれる大人達が増え始めたのです。
●1,000人の踊り子
現在でこそ、300チーム以上参加する大きな祭りになりましたが、第1回の開催時は10チーム1,000人の踊り子を集めるのも大変なことでした。高知県のよさこい祭りを見た事がない北海道の人々に、参加してくださいと言ってもピンとこなかったのです。実行委員会は出場者募集チラシを作り、直接専門学校などを訪問、「YOSAKOIソーラン祭り」を紹介しながら、チーム募集の呼びかけを行いました。実行委員会が振付け、衣装等の準備をするということでお祭り直前にどうにか、1,000人の踊り子を集めることができたのです。
●札幌の街に感動を
第1回YOSAKOIソーラン祭りは、平成4年6月13・14日に開催されました。この時、学生が高知県の「よさこい祭り」で鳥肌が立つほど感動を受けた、あのチームが参加してくれました。学生は、実行委員会をたち上げる時から、あのチームが参加してくれなければ「YOSAKOIソーラン祭り」は成功しないと確信し、何度も高知県へ足を運んでいたのです。
●成功を確信した瞬間!
高知県から100人もいるチームをよぶ事は一筋縄ではいきませんでしたが、「札幌の人々に本物の踊りを見せてください」という、学生の熱意と誠意でチーム側も心を動かされ実現。現在では、このチームが第1回に参加してくれなければ、今の「YOSKAOIソーラン祭り」はなかったと言われるほど、札幌の市民を釘付けにし、感動を与え、本物のよさこいを印象づけてくれました。
●祭りのタイトルは敬意の表れ
今では、すっかり定着している「YOSAKOIソーラン祭り」というお祭りのタイトル。しかしこれ、なぜ地元のソーラン節の「ソーラン」を後ろに付けているのか知っていますか?これには、本場、高知県の「よさこい祭り」への敬意の気持ちが込められいるのです。学生の熱い思いが感じられます。
●全国へ拡がるYOSAKOI
現在では、この札幌のYOSAKOIソーラン形式のお祭りは全国各地、北から南まで拡がっています。多くの人々に受け入れられ、楽しまれているこのYOSAKOIは、たったひとりの学生の「思い」から始まりました。
YOSAKOIソーラン祭り
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